週明け29日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=153円台後半で取引された。  午前10時現在は前週末比27銭円高ドル安の1ドル=153円64~67銭。ユーロは09銭円高ユーロ安の1ユーロ=166円88~98銭。  前週末26日の米株高を背景に、米経済の底堅さが意識され、ドルを買って円を売る動きが先行した。その後は米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ観測が改めて注目され、日米金利差が縮小するとの思惑から円買いが出た。  市場では「FRBが9月に利下げを決めるとの見方が多い」(外為ブローカー)との声があった。


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