プリマハムは22日、2024年3月期の連結純利益が前の期比66%増の75億円だったと発表した。従来予想(69%増の76億円)を1億円下回った。円安の進行で高騰した原材料費を価格に反映できなかった。資材価格やエネルギーコストの上昇も響いた。

売上高は4%増の4484億円と、従来予想を219億円下回った。ハムやソーセージなどの加工食品について、想定していた価格帯での値上げが進まなかったことが響いた。

営業利益は21%増の118億円と3億円上振れした。サンドイッチやサラダなどのコンビニエンスストア向けの総菜を販売するベンダー事業が好調だった。

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