北海道最大手の北央信用組合(本部・札幌市)は26日、渡辺欣也理事長(64)が職員に対するハラスメントで辞任したと発表した。1日、ハラスメントに遭った職員が上司に被害を申し出たことから判明。組合内で調査を行った結果、理事長本人が事実を認めて辞任届を提出。25日の理事会で正式に辞任が決まった。
ハラスメントの内容については「被害者のプライバシー保護の観点から明らかにできない」としている。退職金については支払うかどうかは「顧問弁護士と相談中」という。
2021年6月から理事長を務めていた渡辺氏は「自分の不適切な行為により、被害を受けた職員をはじめ、組合に多大な迷惑をかけることとなり、大変申し訳なくおもっております」とのコメントを出した。(日浦統)
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