アイリスオーヤマの関係会社でオフィス家具製造販売のアイリスチトセ(仙台市)は26日、建設業法違反で宮城県から行政処分の通知を受けたと発表した。8月9〜30日の22日間、民間向けの内装仕上げ工事の新規受注や営業活動が停止となる。契約済みの工事やオフィス家具の販売は継続できる。

2022〜24年に北海道などで手がけた感染症対策などの工事6件で、同法が定める監理技術者を配置していなかった。新型コロナウイルス禍の影響で工事が集中し、適正な人員配置を怠った。同社は「経営管理体制を抜本的に見直し、再発防止と信頼回復に努める」としている。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。