関西エアポートが25日発表した2024年上半期(1~6月)の関西空港の運営概況(速報値)によると、国際線の外国人旅客数が前年同期比70%増の910万人だった。円安が寄与し、暦年上期としては19年の873万人を抜き過去最高となった。日本人旅客数は、新型コロナウイルスの5類移行後に海外旅行需要が回復した影響で、85%増の219万人だった。
国内線は6%減の320万人。国際線と国内線を合わせた総旅客数は46%増の1453万人で、世界的にコロナ禍からの回復が進んだ。大阪(伊丹)空港の旅客数は1%減の705万人。神戸空港は2年連続で過去最高を更新し、3%増の170万人となった。
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