ホンダは、中国の現地企業との合弁でガソリン車を中心に6つの工場で自動車の生産を行っています。

このうち、広東省にある1つの工場をことし10月に閉鎖し、湖北省にある1つの工場もことし11月から生産を休止する方針を明らかにしました。

2つの工場をあわせた生産能力は年間29万台で、中国全体の2割近くを占めています。

一方、ホンダは、年内に中国国内でEVを生産する2つの専用工場を稼働させる計画で、これによって中国での自動車の生産能力はこれまでとほぼ同じ水準となります。

中国市場ではEVへのシフトが進むなか、日本メーカー各社が販売で苦戦し、三菱自動車工業が去年10月に撤退を決めたほか、日産自動車も先月、江蘇省の工場で生産を停止するなど戦略の見直しを迫られています。

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