カワサキモータースがエンジンを供給する予定の航空機の模型前に立つ伊藤浩社長=24日、英南部ファンボロー(共同)

 【ファンボロー共同】川崎重工業子会社で二輪車事業を手がけるカワサキモータース(兵庫県明石市)の伊藤浩社長は24日、英南部ファンボローで記者会見し、航空機向けのエンジン事業を強化する方針を表明した。ガソリンエンジンの開発を進め、2030年代前半には水素エンジンの供給を目指す。将来的に年間100億円規模の売り上げを目指す。

 伊藤氏は「航空機向けエンジンは、私たちの技術を活用できる分野として適切だ」と説明した。新規事業を育て、収益源を多角化する。エンジンは明石市の工場で生産する見通しだ。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。