「物言う株主」として知られる香港の投資ファンド「オアシス・マネジメント」が小林製薬の発行済み株式の5.2%を取得したことが24日、分かった。紅こうじサプリメント問題で創業家のトップ2人の辞任を発表した小林製薬に対して、外資系ファンドがどのような提言を行うか注目が集まる。
ファンドが24日に関東財務局に提出した大量保有報告書で判明した。「株主価値を守るため、重要提案行為を行うことがある」としている。
オアシスはエレベーター大手フジテックに対する社外取締役の推薦など、日本企業への積極的な提言を進めている。
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