シャープは充電スタンドでごみを自動収集する掃除機を発売する(22日、大阪府八尾市)

シャープは22日、家事の負担を軽くできる新型のスティック掃除機を8月22日に発売すると発表した。スティック状の掃除機で集めたごみを、備え付けの充電スタンドに保管する仕組みを同社として初めて採用した。充電スタンド内の紙パックにごみが集まるため、簡単に捨てることができる。想定価格は9万9000円前後で、月5000台を生産する。

スティック掃除機を充電する際に、ごみが自動で紙パックに移る。家事の時間が限られている共働き世帯などの利用を想定し、掃除の手間を極力省くように設計している。

同時にシャープの掃除機のなかで最も運転音を小さくしている。モーターに遮音カバーをつけたほか、羽音が小さなフクロウの特徴を応用して風切り音を低減するなどの工夫を施した。早朝や夜でも気兼ねなく掃除機を使うことができる。

シャープはこのほか、8〜9月にスティック掃除機でサイクロン式の3機種、紙パック式の1機種を発売する。暗い場所の掃除ができるようにスティックの手元にライトを取り付けるなどの改良を加えている。

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