厳しい暑さが続く中、政府は、熱中症を防ぐためエアコンの適切な使用を呼びかけている。節約志向が高まる家庭で気になるのは電気代だ。企業は、エアコンの温度設定や風向きの調整、扇風機の併用など出費を抑える節約術を紹介している。
東京電力エナジーパートナーによると、外の気温が31度で冷房の設定温度を27度から28度に変更した場合、1日9時間の使用で年約940円の節約となる。フィルターの月1、2回の掃除で運転効率が改善し、さらに年約990円抑えられる。
経済産業省によると、カーテンを閉めて日差しを遮ったり、扇風機を併用し体感温度を下げたりすれば、エアコンの効率的な使用につながる。
エアコン「霧ケ峰」シリーズを手がける三菱電機は、快適さと節電を両立する手法を発信している。体感温度を下げるには、人に向けてスイング運転することが効果的だという。また風速を自動モードにすると、室内が冷えるまでは強風、その後は弱風となり、節約につながるとしている。
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