JR四国は19日、IT(情報技術)関連の子会社2社を合併すると発表した。ソフトウエア開発を手がけるジェイアール四国コミュニケーションウェア(高松市)と、グループのシステム開発などを担うJR四国情報システム(高松市)が10月1日付で合併する。グループ再編で経営効率化を目指す。

ジェイアール四国コミュニケーションウェアは学校や企業・官公庁向けに教育支援や業務効率化のソフトを扱う。JR四国情報システムはJR四国のグループ会社向けにシステム開発や保守運用を担う。

ジェイアール四国コミュニケーションウェアを存続会社として、合併後の社名はJR四国ソリューションになる。2社はともにJR四国の完全子会社のため株式の新規発行などはしない。

JR四国は6月に四之宮和幸社長が就任して新体制がスタートした。2023年度の連結純利益は35億円だった。

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