三菱UFJフィナンシャル・グループ(FG)は19日、三菱UFJ銀行と系列証券2社が顧客企業の非公開情報を無断で共有した問題を受け、亀澤宏規社長らグループ3社首脳の報酬減額を柱とする処分を発表した。東京都内で開いた記者会見で亀澤氏は「関係者にご心配、ご迷惑をおかけし心よりおわびする」と陳謝。金融庁に再発防止策を含む業務改善計画を提出した。  亀澤氏、三菱UFJ銀行の半沢淳一頭取、三菱UFJモルガン・スタンレー証券の小林真社長の処分はいずれも3カ月間、月額報酬30%の減額。不正があった当時に銀行頭取を務めた三菱UFJFGの三毛兼承会長は5カ月間、月額報酬30%の減額処分とした。


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