任天堂のブースでゲームを楽しむ来場者(19日、京都市)

個人やスタートアップなどが低予算で開発した「インディーゲーム」の日本最大の見本市「ビットサミット」が19日、京都市内で開幕した。前回と比べ約2倍の広さの会場には100以上のゲームが展示され、任天堂やソニーグループ、サイバーエージェント傘下のサイゲームスなどゲーム大手もブースを構える。開催は21日まで。

2013年に初めて開催したビットサミットは今年で12年目となる。23年までは会場の京都市勧業館「みやこめっせ」の1フロアのみを使っていたが、出展者数や来場者数の増加に伴い今回から2フロアに拡大した。23年の来場者は3日間で約2万4000人だった。

ビットサミットを主催する日本インディペンデント・ゲーム協会(JIGA、大阪市)の村上雅彦理事は「個人のクリエーターに光を当てて応援するという本来の目的を大事にしながら、今後もイベントの規模を拡大していきたい」と話す。

ビットサミットのスポンサーを務める任天堂は、発売前のタイトルを含む計12のインディーゲームをゲーム機「ニンテンドースイッチ」で遊ぶことのできるブースを出展した。

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