インバウンド客による高額商品の売れ行きが好調だった(福岡市のJR博多駅ビル)

JR博多駅ビルの商業施設を運営するJR博多シティ(福岡市)は2023年度の売上高が前の年度比21%増の1345億円だったと発表した。新型コロナウイルス禍前の18年度(1185億円)を上回り、開業以来の過去最高を更新した。円安に伴いインバウンド(訪日外国人)客によるブランド品など高額商品の売れ行きが好調で、客単価の上昇が業績を押し上げた。

売上高はアミュプラザ博多や博多阪急、博多駅構内の商業エリアを含む8施設の合計。アミュプラザ博多と博多阪急、アミュエスト、博多デイトスの4施設の入館者数は6918万人と、コロナ禍前の18年度(7257万人)には届かなかった。

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