NTT東日本とNTT西日本は番号案内サービス「104」を終了する方針を固めた

NTT東日本とNTT西日本が番号案内サービス「104」を終了する方針を固めたことが18日わかった。携帯電話やスマートフォンの普及で固定電話の利用が減り、需要が減ったと判断した。

104は電話帳に掲載されている個人や企業の名前、住所から電話番号を有料で案内するサービスだ。固定電話の契約者数が毎年150万件ほど減り続けるなかで利用は激減していた。インターネットの普及で情報を入手する手段が多様化したことも響いた。

NTT東西は固定電話事業の低迷を背景に事業構造を見直している。すでに五十音別の電話帳「ハローページ」の発行を終えた。企業や飲食店の電話帳「タウンページ」の冊子の発行も近く終える予定で、NTT東は「事業のあり方を検討しているのは事実」とする。

【関連記事】

  • ・NTT東西、紙のタウンページ終了へ 需要が低迷
  • ・ハローページ終了、スマホ普及で

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。