連携協定を結んだ山形市の佐藤市長㊨とバイタルネット山形支店の吉田支店長(18日、市役所)

山形市と医薬品卸のバイタルネット(仙台市)は18日、山形市民の健康を保持・増進するための連携協定を結んだ。野菜の摂取状況を数値で示す測定器や、脂肪や水分など体の成分を分析する装置を使ったイベントを共催して市民の生活習慣病を防ぐ。

同社のワクチンなどの知見を感染症の予防にもつなげる。健康診査や特定健診などの受診、毎日の歩数といった健康づくりでポイントがたまる市の健康ポイント事業の啓発でも協力する。

山形市は8つの柱を設定した2024年度の重点政策の冒頭に、市民の「健康の保持・増進」を掲げている。協定締結式で佐藤孝弘市長は「市の健康医療施策のさらなる推進につながる協定を結ぶことができ心強い」と述べた。

バイタルネット山形支店の吉田隆支店長は「常に最新の情報とスキルを駆使し、地域社会の健康水準向上へ全力を尽くしたい」と語った。

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