18日の外国為替市場の円相場は対ドルで急伸し、一時1ドル=155円38銭を付けた。トランプ前米大統領がインタビューでドル高に懸念を示したと米ブルームバーグ通信が報じたことなどが材料視され、円を買ってドルを売る動きが進んだ。6月7日以来、約1カ月ぶりの円高ドル安水準となった。
東京市場の午後5時現在は前日比83銭円高ドル安の1ドル=156円24~26銭。ユーロは55銭円高ユーロ安の1ユーロ=170円79~83銭。
米連邦準備制度理事会(FRB)が9月に利下げするとの観測が高まったことも円買いドル売りの要因となった。一方、値ごろ感のあるドルを買い戻す取引もみられた。
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