ブロンコビリーは高単価のステーキが好調だ

ブロンコビリーは18日、2024年12月期の連結純利益が前期比47%増の14億円になりそうだと発表した。従来予想は20%増の12億円だった。ディナー営業で高単価の牛肉を提供するキャンペーンが好評で、既存店の売上高が伸びる。業績好調を踏まえ、年間配当も24円(前期は18円)と従来予想から4円増やす。

売上高は13%増の264億円を見込む。従来予想を14億円上回る見通しだ。主力業態のステーキ店の好調に加え、4月にとんかつ業態の企業を子会社化した効果も出る。

営業利益は22億円と38%増える見通しだ。ステーキに使われる牛肉の代表格、米国産のテンダーロイン相場(冷凍、大口需要家渡し)は7月時点で1年前の8割強上昇している。同社は原材料の高騰について、価格転嫁の進展に加え既存店の客数が伸びることで補えると見込んでいる。

同日発表した24年1〜6月期の連結決算は、売上高が前年同期比11%増の126億円、純利益が2.5倍の8億2300万円だった。

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