OICグループはイトーヨーカ堂から継承する7店舗の商業施設名を「CiiNA CiiNA(シーナシーナ)」にする

食品スーパー「ロピア」を運営するOICグループ(川崎市)は18日、セブン&アイ・ホールディングス(HD)傘下の総合スーパー、イトーヨーカ堂から承継する7店舗の商業施設名を「CiiNA CiiNA(シーナシーナ)」にすると発表した。8月の青森と札幌の両市内での開業を皮切りに、25年にかけて順次開業する。

ヨーカ堂は2月、構造改革の一環で北海道や東北、信越地方の17店舗を閉鎖すると発表し、このうち7店舗はOICグループが承継することが決まっていた。

「シーナシーナ」はOICグループの頭文字の「C」を取り、「楽しいな」など「ポジティブな気持ちがたくさん生まれる場所にしていきたい」(OICグループ)という意味を込めた。

まず8月29日にシーナシーナ青森(青森市)と同屯田(札幌市)を開業する。青森店の店舗面積は約2万平方メートルで、地上4階建て。屯田店は同約1万7000平方メートルで、3階建てになる。

24年秋に福住店(札幌市)と弘前店(弘前市)を、25年春に花巻店(花巻市)と新潟店(新潟市)を順次開業する。

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