18日午前の外国為替市場の円相場は対ドルで急伸し、一時1ドル=155円台前半を付けた。トランプ前米大統領がインタビューでドル高をけん制したと米ブルームバーグ通信が報じたことなどが材料視され、円が買われてドルが売られた。6月7日以来、約1カ月ぶりの円高ドル安水準となった。

 東京市場の午前10時現在は前日比1円34銭円高ドル安の1ドル=155円73~76銭。ユーロは1円05銭円高ユーロ安の1ユーロ=170円29~39銭。

 米FRBが9月にも利下げに転じるとの見方が広がったことも円買いドル売りを後押しした。外為ブローカーは「円安ドル高の流れが変わってきた」と指摘した。

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