ミズノの「ドライエアロフローラピッド」を使ったウエア

ミズノは赤外線カメラによる下着などの盗撮を防ぐウエアを、パリ五輪で14競技の日本代表のユニホームや練習着として提供する。人体から出る赤外線を吸収する特殊な繊維を使い、赤外線カメラで撮影しても下着や体が透けにくくした。かねて問題になっているアスリートの盗撮被害を防ぎ、競技に集中できる環境づくりを支援する。

赤外線を吸収する特殊な鉱物を練り込んだ糸を使った素材「ドライエアロフローラピッド」を採用した。吸収した赤外線は汗の蒸発を促すため、盗撮防止だけでなく放熱性にも優れる。パリ五輪のユニホームとしては女子バレーボールや女子卓球など6競技で使われる見通しだ。

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