人工知能(AI)関連のジーデップ・アドバンスは12日、2025年5月期の税引き利益が前期比3%増の4億4300万円と過去最高を更新しそうだと発表した。生成AIブームで大学や企業向けのAIシステム構築の事業が伸長するとみている。売上高も31%増の57億円と過去最高を見込む。
事業規模が中長期で拡大するのを見越し、25年5月期は営業や技術など幅広い人材を積極採用する。豊田通商グループと手がける新サービスのため米エヌビディアの最新型の画像処理半導体(GPU)をデモ機用に導入するなど、設備投資も積極化する。
3カ年の中期経営計画を更新し、最終年の27年5月期の税引き利益は6億9300万円、売上高は84億円をめざす。
同日発表した24年5月期の単独決算は、税引き利益が前の期比14%増の4億3200万円、売上高は17%増の44億円と、いずれも過去最高だった。
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