チャリティースクワットに参加した山部社長(左から2人目)と山下知事(同3人目)

24時間営業のジム「エニタイムフィットネス」を展開するFast Fitness Japan(FFJ)は、県民の健康増進やアスリートの支援で奈良県に協力する。商業施設での運動啓発イベントの開催や、奈良マラソンの広報、救護ボランティア向け講習会などに取り組む。2031年に県内で開催予定の国民スポーツ大会に向けては、出場を目指す県内選手20人がジムを自由に使用できるパスを発行する。

FFJの山部清明社長と山下真知事が11日、奈良県庁で連携協定を結んだ。奈良公園の清掃活動をはじめとする環境保全、障害者に配慮したインクルーシブ社会づくりでも連携する。ほかにも県が三宅町で整備を計画する学生寮「ヤング・イノベーション・レジデンス」について、健康の視点からアイデア提供や設計に協力するという。

同日は参加者のスクワットの回数に応じてFFJが地域振興などに寄付する「チャリティースクワット」のイベントも県庁1階で開かれた。協定の締結式で山下知事と山部社長も参加。金額は合計8万円となり、県内の2団体に寄付される。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。