大阪・関西万博の海外パビリオンをめぐっては
▽参加国が自前で建設する「タイプA」に加え
▽博覧会協会が建設した建物に参加国が単独で入居する「タイプB」や
▽協会が建設した建物に複数の国がまとまって入居する「タイプC」などがあります。
協会は、会場の夢洲で「タイプB」と「タイプC」の建物の建設を進めてきましたが、これまでに9棟の工事が完了したことから11日、大阪 住之江区で中東のヨルダンへの引き渡しが初めて行われました。
「タイプB」のヨルダンのパビリオンでは、円形の展示室を囲むように奈良県上北山村の杉の木が置かれ、内部にはヨルダンの砂漠の砂が敷き詰められます。
そして、スクリーンでは、ヨルダンの過去や現在、未来を紹介する予定です。
ヨルダンの政府代表代行を務めるシファ・ズグールさんは「パビリオンを見てもらうだけでなく、開催期間中にはたくさんのイベントも計画中です。特別な展示も考えていますが、今はまだ秘密です」と、話していました。
万博に参加する160余りの国と地域のうち、およそ7割が「タイプB」や「タイプC」を選択していて、協会は参加国の準備が整いしだい、建物を引き渡していく予定です。
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