【ニューヨーク共同】11日のニューヨーク外国為替市場の円相場は対ドルで急騰し、一時1ドル=157円台を付けた。約3週間ぶりの円高ドル安水準。米長期金利が低下し、日米の金利差縮小を意識したドル売り円買いが広がった。
朝方発表の6月の米消費者物価指数(CPI)の前年同月比上昇率が市場予想を下回り、米連邦準備制度理事会(FRB)の早期利下げ開始観測が高まって米長期金利が低下した。
午前8時50分現在は前日比3円18銭円高ドル安の1ドル=158円45~55銭を付けた。ユーロは1ユーロ=1.0890~0900ドル、172円76~86銭。
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