タマホームは11日、2025年5月期の連結純利益が前期比5%増の92億円になる見通しだと発表した。資材価格の高騰で住宅需要が低迷する中、商品構成の見直しやコスト削減で利益率を高める。

売上高は5%減の2350億円を見込む。需要が比較的堅調な戸建て住宅の分譲や、リフォーム事業を拡大するものの、主力商品である注文住宅の不振を補えない。経費の抑制などに取り組み、営業利益は9%増の137億円を目指す。1株当たり配当は195円と、前期から5円増やす計画だ。

同日発表した24年5月期の連結決算は売上高が前の期比3%減の2477億円、純利益が微増の87億円だった。

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