久光製薬が11日発表した2024年3〜5月期の連結決算は、純利益が前年同期比18%増の47億円だった。賃上げなどで販管費は増えて営業利益は5%減の41億円となったが、政策保有株の売却益があり、純利益は増益となった。
主力の貼り薬「サロンパス」などは海外で伸び、売上高は同12%増の358億円だった。サロンパスシリーズは国内外で前年同期比11%増の117億円の売り上げだった。医療用医薬品では、国内ではがんの痛みの緩和や整形疾患に使われる医療用の貼り薬の販売が増加した。23年に発売した手のひらの多汗症向けの薬「アポハイドローション」も2億円を売り上げた。25年2月期の連結業績予想は据え置いた。
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