イオン北海道が10日発表した2024年3〜5月期の単独決算は、税引き利益が前年同期比5%減の10億円だった。天候不順などの影響で、衣料販売が計画に比べて伸び悩んだ。
売上高は4%増の830億円。食品の売り上げは5%増えた。新規出店や店舗改装が功を奏したほか、物価高の影響で1点あたりの単価も上昇した。営業利益は11%減の15億円、経常利益は1%減の16億円となった。
25年2月期通期の業績見通しは据え置いた。売上高は前期比5%増の3510億円、税引き利益は3%増の64億円を見込む。イオン北海道は西友が展開する札幌市内9店舗を10月に取得する予定だが、この影響は業績見通しに織り込んでいない。
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