9日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=160円台後半で取引された。

 午後5時現在は前日比01銭円安ドル高の1ドル=160円91~92銭。ユーロは31銭円高ユーロ安の1ユーロ=174円06~10銭。

 米連邦準備制度理事会(FRB)が早期に利下げするとの見方が広がり、日米の金利差縮小を材料視した円買いドル売りが出た。一方、国内輸入企業が決済で必要なドルを買う動きもみられた。

 日本時間9日深夜にFRBのパウエル議長の議会証言が予定されており、値動きは小幅だった。外為ブローカーは「パウエル氏の発言を控え、持ち高を調整する取引もあった」と話した。

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