じもとホールディングス(HD)傘下のきらやか銀行は9日、西塚英樹取締役(52)が頭取に昇格する人事を発表した。9月に就任する予定。川越浩司頭取(60)は2024年3月期の最終損益の赤字が大幅に拡大した責任を取り、辞任する意向を示していた。
きらやか銀は480億円の公的資金を注入されており、うち200億円の返済期限が24年9月に迫る。返済に必要な利益剰余金を積み上げるめどが立っておらず、返済期限の延長を巡り国側と交渉している。
西塚 英樹氏(にしづか・ひでき)95年(平7年)山形大人文卒、殖産銀行(現きらやか銀行)入行。23年執行役員、24年6月取締役。山形県出身。鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。