湖池屋は、今年で発売30周年を迎えるスナック菓子「ドンタコス」をリニューアルした。生地から製法を見直し、粉のこりを減らして口溶けを良くしたほか、スパイスを効かせ炭酸飲料や酒類との相性を向上させた。2022年から毎年、味わいやパッケージを改良し、若者や女性などに顧客層を広げている。出荷額は今年5月までの1年間で前年比24%増と好調で、リニューアルでさらなる販売増につなげたい考え。
パッケージデザインはブランドキャラクターの「ドンタコスおじさん」を太陽に見立て、明るく楽しい世界観を表現した。内容量は1袋あたり70グラム前後から60グラムとなり、実質値上げとなる。参考価格はチリタコス味とナチョチーズ味ともに151円。
「ドンタコス」は、メキシコの定番食材であるトルティアに着想を得たスナック菓子として1994年に発売された。22年にブランド初の大幅リニューアルを実施し、パリッとした軽い食感に仕上げた。23年も味わいやデザインを改良しており、今回で3年連続のリニューアルとなる。
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