オニゴーは東京都23区全域で食料品や日用品を最短20分で届ける

配送スタートアップONIGO(オニゴー、東京・世田谷)は19日、食品や日用品を最短20分で届けるクイックコマース(即配)を東京都23区全域に拡大したと発表した。イトーヨーカ堂と連携を強化し、2023年12月の約3倍となる同社38店舗で対応して全域に届けられるようになった。

オニゴーはスマートフォンのアプリやウェブサイトを通じて、生鮮食品や日用品など最大約8000種類の商品を購入できる。店舗から数キロ圏内に自転車やオートバイで配達する。23年末時点で23区を対象としていたが、配送できない地域があった。配達員は自社での雇用を増やすほか、ウーバーイーツなどとの連携で賄う。

アプリには約18万人が登録している。東京都や千葉、埼玉、神奈川の3県のほか、大阪府や愛知県などの一部地域でもサービスを提供する。5月には山梨県の一部でも始め、小売店と連携しながら対象地域を広げる。全体の配送拠点は23年末の31店舗から4月末に100店舗に拡大する見込みで、年内には約50万人の利用を目指す。

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