パワーエックスは「道の駅しょうなん」に急速充電器を設置した(右から2人目が伊藤正裕社長)(5日、千葉県柏市)

蓄電池事業を手掛けるパワーエックス(東京・港)は5日、千葉県柏市の道の駅で電気自動車(EV)向けの急速充電器を設置した。最大出力は150キロワットで、全国道の駅連絡会によると、道の駅で同出力の急速充電器が設置されるのは初めて。パワーエックスは2026年までに全国27カ所の道の駅に急速充電器を設置し利便性を高める。

柏市の「道の駅しょうなん」で充電器をオープンした。10分間で最大150キロメートル分の充電が可能。充電可能台数は2台でオープンから数カ月は無料で利用できる。設置費用はすべてパワーエックスが負担した。

今後も愛知県や福岡県など全国27カ所の道の駅に設置する。パワーエックスの伊藤正裕社長は「道の駅を楽しみながら急速充電の体験を味わってほしい」とした。政府は2030年に急速充電器を3万口まで広げることを目指している。

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