香港―仙台線は週3〜4便の運航となる見通し=グレーターベイ・エアラインズ提供

香港を拠点とする格安航空会社(LCC)の大湾区航空(グレーターベイ・エアラインズ)は2024年秋にも香港―仙台間の定期便を就航する方向で調整している。週3〜4便の運航となる見通しで、就航すれば同区間としては13年ぶりの定期便となる。

機材や空港の地上業務をする人材は確保できているが、航空燃料確保のめどがついていないといい、就航時期は後ろ倒しになる可能性もある。同社の伊藤弘輝日本支社長は「めどさえつけば、すぐにでも飛ばしたい」と話している。

同社は香港の旅行会社EGLツアーズと訪日外国人(インバウンド)向けのツアーを企画しており、7〜8月にかけて6往復のチャーター便を運航する。機材はボーイング737-800(189席)で、定期便でも同型機を使用する方向だ。

香港―仙台間の定期便は、11年2月まで就航していた香港のキャセイドラゴン航空(旧ドラゴン航空)以来となる。

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