企業の枠を超えて製造現場の安全性に関する知見を共有する(写真は三井化学のプラント)

三井化学やAGCなどは5日、製造現場の安全性を高めることを目的とするコンソーシアムを設立したと発表した。各社の工場などで働く従業員にアンケートをし、安全管理に関する情報や課題を企業間で共有する。事故防止や災害時の安全確保につなげる。今後、化学メーカーなどに参加を呼びかける。

新潟大学とNTT東日本もコンソーシアムに参加する。大規模な製造設備の運営に関わる従業員を対象に匿名のアンケートを実施し、事故防止の対策などを収集する。より安全性を高められる手法を企業と大学が連携して開発することを目指す。

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