関西電力は箱根で観光客向け相乗りサービスを開始する

関西電力は5日、神奈川県箱根町で8月から観光客向けに乗用車の相乗り移動サービスの実証を始めると発表した。複数の利用客のそれぞれの乗車地や目的地を人工知能(AI)で分析し、最適な運行ルートを導き出す。1台の車両により多くの利用客を乗せることで観光地における交通面の混雑緩和を目指す。2025年度以降のサービス開始を想定する。

実証は8月1日から25年7月末まで。車両1台の乗車率をどこまで高めることができるかや、AIを使った移動ルートの設計の有効性などを検証する。

車両は10人乗り4台と5人乗り1台を活用する。1回10キロ未満の移動距離での利用料金は1人2500円程度に設定する考え。1日乗り放題の料金プランなども用意する。

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