アウトドアブームが落ち着き、二輪車の需要が一巡した(写真はホンダの「レブル250」)

日本自動車工業会(自工会)がまとめた2024年1〜6月の国内二輪出荷台数は、前年同期比14%減の16万917台だった。前年割れは2年ぶり。新モデルの発売やアウトドアブームによって21〜23年は18万台と高水準で推移してきたが、需要が一巡して落ち込みが目立つ。

排気量別では原付き2種(50cc超125cc以下)は27%減の5万6626台、軽二輪車(125cc超250cc以下)は32%減の2万1310台と大幅なマイナスだった。小型二輪車(250cc超)も2万9036台で6%減った。一方、原付き1種(50cc以下)が5万3945台で13%増えた。

6月単月の出荷台数は前年同月比28%減の2万2871台だった。原付き1種が9%増の7227台、原付き2種は29%減の8082台、軽二輪車は43%減の3535台、小型二輪車は46%減の4027台だった。

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