4日午前の東京株式市場で、東証株価指数(TOPIX)がバブル経済期だった1989年12月18日の2886・50を一時上回り、取引時間中として約34年半ぶりに史上最高値を付けた。経済の好循環や企業業績の拡大に期待が高まった。  日経平均株価(225種)は4万円を超える水準で推移。物価高の影響で実体経済に弱さが残る中、代表的な株価指数が高値基調を鮮明にしている。  午前9時15分現在、TOPIXは前日終値比16・34ポイント高の2888・52。平均株価は255円28銭高の4万0836円04銭。  外国為替市場の円安ドル高基調が続き、輸出企業の業績を向上させるとの見方が強まった。


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