【ニューヨーク共同】3日のニューヨーク外国為替市場の円相場は対ドルで下落し、一時1ドル=161円94銭を付けた。これに先立つ同日のロンドン市場では一時161円96銭まで下落し、1986年12月以来、37年半ぶりの円安ドル高水準を更新。欧州株式市場の上昇を受けて投資家がリスク回避姿勢を和らげ、円を売ってドルを買う動きが広がった。  ニューヨーク市場の午後5時現在は前日比24銭円安ドル高の1ドル=161円67~77銭を付けた。ユーロは1ユーロ=1・0783~93ドル、174円37~47銭。  円相場は1ドル=162円台に迫った後、米長期金利の低下に伴って買い戻される場面があった。


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