【ニューヨーク共同】日本の自動車6社が2日発表した2024年上半期(1~6月)の米新車販売台数は計294万2443台と、前年同期と比べて9.6%増えた。ハイブリッド車(HV)やスポーツタイプ多目的車(SUV)など顧客の志向に見合ったタイプの車の売れ行きが好調で、全社が増加となった。

 トヨタ自動車は14.3%増の118万6647台。SUVの「RAV4」が32.8%増、「カローラクロス」が59.4%増と大きく伸び、HVの販売の好調さが目立った。

 ホンダは9.3%増の69万281台。主力車「シビック」やSUV「HR―V」が堅調だった。日産自動車は1.9%増の48万9456台。SUBARU(スバル)は6.0%増の32万2443台で、SUV「フォレスター」が51.4%増と販売増に貢献した。

 マツダは10.2%増の20万2486台、三菱自動車は12.3%増の5万1130台だった。

 一方、米ゼネラル・モーターズ(GM)は0.4%減の129万319台だったものの、メーカー別の首位は確保した。

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