2日午前の東京株式市場は、日経平均株価(225種)が続伸した。外国為替相場の円安基調を背景に、輸出関連株へ買い注文が入った。一時300円近く上げた。  午前終値は前日終値比149円52銭高の3万9780円58銭。東証株価指数(TOPIX)は21・93ポイント高の2846・21。  朝方は下げた。平均株価は最近、節目の4万円に近づく動きを見せていたため、利益確定売りが出た。下げ幅は100円超と限定的だった。  売り一巡後は買いが入り、上昇へ転じた。1ドル=161円台で推移した円相場がプラス材料になった他、長期金利の上昇傾向から金融系銘柄の値上がりも目立った。


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