三菱ガス化学が値上げするポリアセタール樹脂を成型した歯車

三菱ガス化学は自動車や電子機器などに使われるポリアセタール樹脂などの工業用樹脂の国内向け価格を1日から引き上げる。円安やインフレにより、製造や物流コストが膨らんでいるため。

三菱ガス化学の子会社グローバルポリアセタールが、ポリアセタール樹脂の「ユピタール」、高性能ポリアミド樹脂「レニー」などの価格を引き上げる。樹脂によって価格が大きく異なるため、値上げ率にはバラツキがある。

為替の影響に加え、人件費や物流費、電気代などのコストが上昇している。ポリアセタール樹脂の値上げは2022年1月以来、約2年半ぶりとなる。

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