2025年春に卒業する大学生や大学院生のうち、内定を得て就職する企業を決めている人の57.6%が「入社先で長く働きたい」と思っていることが30日、就職情報会社マイナビ(東京)の調査で分かった。転職を考えている学生は「1年以内」「3年以内」「10年以内」「いずれは」を合わせ27.0%だった。
調査は5月下旬、マイナビの就職情報サイトに登録している来春卒業見込みの大学生、大学院生を対象にインターネットで実施。1524人が回答した。うち978人が就職先を決めている。
「入社先で長く働きたい」との回答を文理や性別で見ると、トップは文系女子の64.4%、文系男子が61.9%で続いた。理系女子は59.0%、理系男子は46.6%。
回答者全員(1524人)に、働き方に関する考えを複数回答で尋ねると「ワークライフバランスを重視してそこそこ働ければいい」が53.8%で最多。「ある程度昇進し、管理職として仕事をしていきたい」が34.9%、「経営層に加わりたい」が21.1%だった。
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