【ワシントン共同】米商務省が28日発表した5月の個人消費支出(PCE)物価指数は前年同月より2.6%上昇した。伸び率は前月から縮小し、市場予想並みの結果となった。変動の激しい食品とエネルギーを除いたコア指数も2.6%上がった。

 米連邦準備制度理事会(FRB)は物価の目安としてPCE物価指数を重視している。パウエル議長は物価と雇用の動向を見極めて、利下げ時期を判断する構えだ。

 エネルギー価格は4.8%上昇で前月から伸びが拡大。食品は1.2%上がった。

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