スズキが27日発表した5月の四輪車生産・販売・輸出統計(速報値)によると、世界生産は前年同月比8%増の29万4386台だった。プラスは5カ月連続。主力のインドが5月として過去最高を記録し、日本でも国内向けや輸出向けが伸びた。

海外生産は2%増の21万1229台で、5カ月連続のプラスとなった。主要国別ではインドが7%増の19万3138台だった。前月にマネサール工場で新ラインを稼働し生産能力を高め、多目的スポーツ車(SUV)「フロンクス」などの供給を伸ばした。

国内生産は8万3157台と27%増え、4カ月連続のプラス。新型車の「スペーシア」や「スイフト」の効果が大きい。輸出向けでもスイフトなどの生産が増えた。

世界販売台数は6%増の26万4775台で、5カ月連続で増えた。

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