Jパワーの磯子火力発電所

Jパワーは28日、米オクラホマ州の天然ガス火力発電所、グリーン・カントリー発電所の事業会社の権益を売却すると発表した。2025年6月までに権益持ち分の50%を米電力のアメリカン・エレクトリック・パワー子会社に売却する。売却額は非公表だが、数百億円に上る可能性がある。売却益は26年3月期の連結業績に計上する。

売却によって得た資金は再生可能エネルギーなど、収益性の高い事業の投資に使う。Jパワーは07年に米生命保険会社との合弁会社を通じて発電所の全権益を取得しており、今回全ての株式を売却する。

Jパワーは50年度までに国内発電事業の二酸化炭素(CO2)排出量を実質ゼロとする目標を掲げる。国内で陸上の風力発電所や地熱発電所など再生エネの開発を進めており、海外では英国の洋上風力発電などに参画している。

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