住友化学は千葉県袖ケ浦市にリサイクル技術などの開発を行う研究所を新設したと発表した。大阪市やつくば市にある研究所の人材や設備を移管する。400人以上の研究者が集まり、コミュニケーションを円滑にして新素材の早期開発をめざす。
新施設では廃プラスチックを分解し新たな物質にリサイクルする方法などを研究する。高速移動通信システム向けの新素材の開発なども手掛ける。同研究所では合成樹脂などの高分子材料の製造開発を行っていた。
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