テレビ朝日ホールディングス(HD)は18日、6月に開く定時株主総会での定款変更で、名簿外の外国人株主に配当金を支払うようにすると発表した。外国人株主の議決権比率が20%以上になる場合は、株主名簿への記載を拒否している。名簿外の外国人株主には配当をしていない。自社株買いなどもしやすくして、資産効率の改善につなげる。
放送法などは放送持ち株会社や放送事業者について外国人株主の議決権比率を20%未満にするよう定めている。テレビ朝日HDの3月末時点での外国人株主の議決権比率は16.13%となっている。
日本テレビHDも同様の定款変更を6月の株主総会で提案する予定だ。
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