大豆ミートなど植物性たんぱく特有のにおいを抑える白鶴酒造の料理酒

白鶴酒造は18日、同社の業務用料理酒に含まれる成分が食品の不快な臭いを抑える効果があるとして特許を取得したと発表した。白鶴独自の清酒酵母から生成される成分の「プレノール」と「イソプレノール」に、代替肉である大豆ミートなど植物性たんぱく特有のにおいのほか、肉類や魚介類、納豆などの不快な臭いを低減する効果があったという。同社は2023年6月から両成分を含む業務用料理酒を発売しており、多様な食品の不快臭を抑える効果をPRして売り込む。

大豆ミートを料理に使う場合、においを隠すためスパイスや濃い味付けで対応するケースが多い。白鶴は両成分を含んだ料理酒を使えば自然ににおいを隠せるため、料理本来の味付けができ、食塩を含まない点もアピールする。

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