「ダイハツ工業」が国の認証を不正に取得していた問題で、会社は去年12月に国内に4つあるすべての自動車工場で稼働を停止しましたが、国土交通省による試験などで基準への適合が確認され、出荷停止の指示が解除された車種から順次、生産を再開しています。

こうした中「ダイハツ工業」は、出荷停止の指示が解除された軽乗用車の「コペン」の2車種について、来月7日から大阪 池田市の本社工場で生産を再開すると発表しました。

これによって、国内にあるすべての自動車工場が稼働することになります。

また、軽乗用車の「タフト」についても来月6日から子会社のダイハツ九州の大分工場で生産を再開することにしています。

「ダイハツ工業」は、今回の問題を受けて今月8日に新たな経営方針を発表し、小型車の海外事業については、親会社のトヨタ自動車が開発から認証取得までの責任を持つ体制に変更して再発防止を進めることを明らかにしていました。

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